60代の男性にも効果ある!コラーゲンとの上手な付き合い方
定年退職して悠々自適…と言いたいところですが、「健康寿命」なんて言葉を耳にすると、ますます体のケアを真剣に考えちゃいますよね。
私と同じくらいの年代の方や、ご家族の健康を支えている方も多いのではないでしょうか。
私も以前は、コラーゲンと聞くと「お肌がプルプルになる美容成分でしょ?」くらいにしか思っていませんでした。
でもね、いろいろ調べてみたり、実際に試してみたりするうちに、これが美容だけでなく、私たち中高年のコラーゲン効果として、関節や骨、筋肉の元気にも深く関わっていることを知ったんです。
コラーゲンって、何?
コラーゲンは、私たちの体にとって欠かせないタンパク質の一種で、全身の約3分の1を占めているんですよ。骨や皮膚、じん帯など、ありとあらゆる組織を結びつける「つなぎ」役を担っていて、肌のハリを保ったり、関節をスムーズに動かしたりするのに大活躍しているんです。
若い頃は体内でどんどん作られるんですが、悲しいかな、年齢とともにその生産量は減っていく一方。だからこそ、食事やコラーゲンサプリなどで意識的に補ってあげることが、健康維持の秘訣なんですね。
コラーゲンの種類、ざっくり解説
コラーゲンには実はたくさんの種類があるんですが、特に私たちの体内で大切な役割を果たす5種類について、簡単に表にまとめました。専門的な話は抜きにして、主に骨や皮膚、関節の軟骨などにたくさん含まれている、と覚えておけば十分でしょう。
| 種類 | 特徴 | 
|---|---|
| I型 | 体内に最も多く、骨、皮膚、じん帯などに。骨の形成に重要。 | 
| II型 | 主に軟骨に。関節の衝撃を和らげ、スムーズな動きをサポート。 | 
| III型 | 皮膚や血管壁に。組織の柔軟性や弾性を高める。 | 
| IV型 | 網目状のシートを形成。皮膚や臓器の基底膜に。 | 
| V型 | 胎盤、血管、筋肉に。I型やIII型コラーゲン繊維の形成を助ける。 | 
飲むコラーゲン、どう選ぶ?
よく耳にする「コラーゲンペプチド」や「低分子コラーゲン」は、通常のコラーゲンよりも分子を小さくしたものです。分子が大きいままだと体に吸収されにくいんですが、小さくすることで、消化吸収がぐっと良くなるんですよ。コラーゲンサプリを選ぶ際は、この「分子の大きさ」をぜひチェックしてみてください。
コラーゲンの嬉しい効果、私も実感!
「本当に体に効くの?」と半信半疑だった私も、続けてみて「なるほど!」と感じたコラーゲン効果をいくつかご紹介します。
肌のハリツヤ改善、シワが目立ちにくく
私もね、若い頃のようにピチピチとはいきませんが、妻から「お父さん、最近ちょっと肌が元気になったんじゃない?」なんて言われた時は、正直嬉しかったですよ。
乾燥が気にならなくなり、肌がしっとりする感覚は、この年齢になってもやっぱり気持ちいいものです。
関節の痛みが楽に、骨も強く
これは私にとって一番ありがたいコラーゲン効果でした。階段の上り下りや、朝起きた時の膝のギシギシ感がね、以前よりずっと和らいだんです。
骨はコラーゲンとカルシウムでできているから、コラーゲンを補うことで骨密度維持にも繋がるそう。(関節に含まれるコラーゲンはII型です)これなら、これからも元気に散歩を楽しめそうです。
筋肉の回復を助け、活動的な毎日に
定年後、軽い運動や庭仕事を楽しんでいますが、やはり疲れが残りがちでした。コラーゲンを摂り始めてから、運動後の筋肉の回復が早くなったように感じます。転倒予防のためにも、筋肉をしっかりサポートしてくれるのは心強い味方です。
参考記事:コラーゲンの効果がない原因は?効果が現れるのはいつ?【医師監修】
上手なコラーゲンの摂り方
コラーゲンを摂るには、大きく分けて「食事」と「サプリメント」があります。
おすすめ食材
コラーゲンを構成する主なアミノ酸(グリシン、プロリン、ヒドロキシプロリン)が多く含まれる食材を意識的に摂るのがおすすめです。私は鶏の手羽先や魚の皮、ゼラチンを使った料理を食卓によく出してもらっていますよ。
手軽に摂れるコラーゲンサプリ
毎日食事から摂るのはなかなか大変、という方もいるでしょう。そんな時は、手軽に補給できるコラーゲンサプリが強い味方になります。先ほどお話ししたように、吸収されやすい低分子コラーゲンやコラーゲンペプチドを選んでみてください。
サプリ:https://www.daikenshop.co.jp/product/collagen-vitamin-c-powder
(コメント:それはI型コラーゲンで、女性向けの美容系のサプリメントですが、男性の体調管理として、コラーゲンも不可欠な成分です。また、平均分子量は1000DAという小さいので、吸収率にも期待されています。)
外からのケアも忘れずに
化粧水や乳液など、肌に直接塗るタイプもありますね。これらは肌の水分を保ち、乾燥から守ってくれるので、ハリを維持する上では良い働きをしてくれます。
まとめ
コラーゲンは、お肌のハリツヤだけでなく、関節の健康、骨密度の維持、そして活動的な毎日を支える筋肉の回復にも繋がる、私たち中高年世代にとって本当に心強い栄養素です。
毎日続けることが何より大切ですから、無理なく、ご自身の生活スタイルに合った方法でコラーゲンを取り入れてみてください。規則正しい生活習慣と組み合わせれば、きっと体も心も、もっといきいきと輝いてくれるはずです!
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参考資料:
- 「素材情報データベース」/国立健康・栄養研究所
- 「コラーゲンの構造」/奥山健二
- 「Effects of a nutritional supplement containing collagen peptides on skin elasticity,hydration and wrinkles」/Maryam Borumand、Sara Sibilla「Identification of Food-Derived Collagen Peptides in Human Blood after Oral Ingestion of Gelatin Hydrolysates」/Koji Iwai、TAKANORI HASEGAWA
- 「コラーゲンペプチドの骨格筋における有用性」/北風智也、原田直樹、山地亮一
- 「食品成分データベース」/文部科学省
- コラーゲンの効果がない原因は?効果が現れるのはいつ?【医師監修】
- 「健康長寿ネット」/公益財団法人 長寿科学振興財団
